こんにちは、タカハシサトシです!
地方の飲食業界で企画の仕事をしています。
社会人1年目はデザインの仕事をしていました。
(印刷系のデザインです)
今回は、現在デザインの仕事をしている方へ、例えば営業が提案するための企画書づくりを依頼された場合の考え方をアドバイスできればと思い記事にしました。
本記事の内容
1 企画書のデザインこそデザイナーの仕事
2 まるなげは信頼を勝ち取るチャンス
3 デザイナーのススメ
では、いってみましょう!
1 企画書のデザインこそデザイナーの仕事

デザインの仕事をされている方で、こういうチャンスがあれば、積極的に挑戦するのをおすすめします。
それは、デザイナーがデザインする際の思考が、企画そのものだから。
デザイン思考という言葉がありますが、これは企画と同じ意味だと思っています。デザイナーがデザインする中で、なぜデザインするか、なぜその形になったのか、その意味と向き合うと、問題解決のための考え方が働いていることに気づきます。
僕は田舎で印刷関係デザインの仕事からスタートしたので、企画書を書く事はなく、例えば折込チラシを作らなければならない場合は、そのチラシデザイン案そのものが企画書であり提案書でした。当時はデザイン案を作る作業にいっぱいいっぱいでしたが、なぜ折込チラシを提案しなければならないかを紐解けば、また違った提案もできたんだろうなと思います。それにはコミュニケーション力も必要でしたが・・・。
企画書をつくる、提案する上で、最終的にデザイナーが形にする部分を担っています。
そういった点で、あなたがデザイナーであれば、物事を俯瞰して、デザインすることをおすすめします。
2 まるなげは信頼を勝ち取るチャンス

デザイナーであれば、仕事をまるなげされたことも多いはず。でもチャンスです。
例えば、企画提案する人(営業)からの依頼には、人によっては具体的な指示がない場合もあります。
これはそもそも営業が企画できない場合であるが、それでもクライアントに提案しなければならない場合、その尻拭いをデザイナーがしているケースが多々あります。
俗に言うまるなげ。
組織で働く以上「まるなげ」はチームワークを乱しますが、デザイナー個人としてはキャリアアップのチャンス。なぜなら、デザイナーの職域を超えるから。
これは自分の仕事じゃない、営業の仕事でしょと線を引けばそれまでですが、チャレンジした分だけ信頼で返ってきますので。
3 デザイナーのススメ

あなたがデザインに興味があるなら、デザイナーの仕事をはじめてはいかがでしょう。
そのデザイン思考は、企画と共通点が多く、そもそもそういった問題解決の考え方と行動の仕方は、様々な仕事の基盤となるはず。
僕は、印刷系デザイナー→ウェブデザイナー→コーダー→ディレクター→企画プロデューサー→営業企画→事業企画→経営企画という道を歩んでいますが、今思えば、最初から企画の考え方ができていたら、違った未来が待っていただろうなと思います。
※スタンフォード大学. ハッソ・プラットナー教授によるデザイン思考5つのステップが参考になります。
デザイナーはチャンスだらけです。