こんにちは、タカハシサトシです!
地方の飲食業界で企画の仕事をしています。
企画の仕事ってどんな種類があって、どの職種が自分に向いているか知りたいなぁ〜という方に、企画職になるために学ぶべきポイントをこの記事ではご紹介します。
僕は企画の仕事をして10年、今は人口25万人の地方都市の飲食業界で「新店舗の立ち上げ」「新業態の収益化〜商品開発と集客」に取り組んでいます。
なかなか難しい仕事ですが、どこかでこれらの経験も読者さんのお役に立てる記事したいと思います。
本記事の内容
1 どれが向いてる?企画の仕事の種類をわかりやすく解説
2 【初心者向け】企画職になるための2つの準備
では、いってみよう!
1 どれが向いてる?企画の仕事の種類をわかりやすく解説

ここでは4つご紹介します。
・営業企画
・商品企画
・事業企画
・経営企画
これらは、僕がここ5年間やってきた事ですので、リアルな情報をお届けできると思います。
①営業企画
主に販促活動です。
飲食店の場合は、例えば「この夏におすすめのレモネードをどうやって広め販売し売上につなげるか」など。広告や広報、営業キャンペーン等の企画と推進になります。
マーケティングの知識、段取りをうまく行い、現場スタッフと連携して、どうやって売上を作っていくかがポイントです。
②商品企画
主に新商品開発や既存商品の改善です。
飲食店の場合は、例えば季節ごとに変わるメニューの考案、仕入れ、試作、ネーミング、見た目、レシピ作成、メニュー板デザインなどです。
市場分析や顧客を読む力、商品のデザインセンス、開発に関わるメンバー(仕入れスタッフ、料理長、メニューデザイナー)のマネジメントと、販売開始までのスケジューリングがポイントです。
③事業企画
主に新事業の開発〜立ち上げです。
飲食店の場合、新店の立ち上げになります。新店がオープンするまでの準備と、オープン後、軌道に乗せるためのトライアルアンドエラーの連続になります。ほとんどが経営者直属のポジションとなります。
営業企画や商品企画の要素も含みますので、かなり難易度は高く、関わる人も多いので、浅く広く、総合的な仕事が求められます。
特に経営者とのコミュニケーション力が問われます。
④経営企画
主に経営戦略の推進です。
ここまで来ると業界はあまり関係ないかもしれませんが、経営者が目指すビジョンを実現するための戦略を策定します。
会社の現状を把握した上で、何が問題か、何を優先的に解決すべきか、どんな事業を進めるべきか等、経営者との会議や打ち合わせを経て、実行していきます。経営者目線で会社を見れるかどうかがポイント。
ということで、ざっとご紹介でした。
僕は企画の仕事は向いていないと思う事も多々ありますし、もともとがルーズでだらしない人間でしたが、地道にできることを積み重ねて信頼を作り、成長させることはできます。自分に向き不向きを職種や仕事の内容だけでは判断すべきではないなと今になって思います。
2 【初心者向け】企画職になるための2つの準備

これから企画職を目指す方、企画の部署に異動したい方は、以下の2つの点を磨くと良いでしょう。
①仕事の管理手法
②問題解決する癖
順番にお伝えしますね。
①仕事の管理手法
僕は「企画の仕事はこうでないと駄目」というのは無いと思っています。
それは、仕事内容によって変わっていくし、自分で日課をつくることもできる。また、新しい業務を生み出すこともできます。依頼や相談も集まってくるようになるので、正解は無いと思っています。
ただ最低限、仕事の管理が得意な方が良いです。
もちろん、どのような仕事でも管理能力は必要ですが、多様なプロジェクトや、関わる人間が多くなると処理しなければならない情報量も多くなり、またその優先順位も変わりやすい仕事だと思いますので、自己管理を磨いた方が良いでしょう。
僕の場合は、アナログですが、手帳にやることを書き出して、終えたら消すという管理方法です。もちろんPCでもまとめますが、PCでは大雑把な項目を管理し、細かくは手帳で管理、という感じです。
ということで、仕事の管理力アップは重要ですので、以下に僕のおすすめを2つご紹介です。
①人生がときめく片づけの魔法 改訂版 (日本語) 近藤麻理恵 (著)
自己管理を学べる部屋の片付け本です。情報の取捨選択が得意になります。
②無印のフリースケジュール「上質紙1日1ページノート 文庫本サイズ」
以下は僕の手帳ですが(汗)、写真のように書いては消してを繰り返すだけ。お気に入りの手帳カバーと書きやすいペンにもこだわってモチベーションを上げましょう。

②問題解決する癖
まずは「誰もやりたがらないこと=顕在化した問題」を見つけたら、積極的に解決する行動をとる癖をつけましょう。
企画の仕事は「問題を解決して未来をつくること」と言えるからです。顕在化した問題と潜在的な問題とありますが、どちらにせよ、「誰も何もしないからずっと問題のまま」だということです。
裏を返せば「実行力」がない人が多いと言えます。
そこに企画の仕事につながるチャンスがあります。社内でそのような行動をしている人は周りから見ると頼りたくなる存在に見えるし、積極的に問題を解決しようとしているように見えますので、上司の評価も上がっていくでしょう。
僕がそのような人を見たら、企画の部署に移ってほしいと思うし、もし転職をするならば、自己アピールの材料になるでしょう。
と今日はここまで。ここまでお読みいただきありがとうございました!