タカハシサトシです!
地方の飲食業界で5年、企画の仕事をしています。
今回は
お店(飲食店)の看板やロゴマークを作らなければいけません。
インターネットで探しているのですが、おすすめのロゴマーク、デザインサイトはありますか?
という声にお答えします。
デザインの好みはあるとしても、全てのお店にシンボルマークやロゴは存在しています。アイデンティティを表現する手段としてロゴを準備したいと思う方は多いでしょう。「これが私の店です!」というメッセージがロゴには込められています。
僕は飲食業界の前はデザインの仕事もしていましたので、お役に立てるのではと思っています。
本記事の内容
1 飲食店のロゴを作りたい場合の手順
2 飲食店にロゴマークは必要?
3 ロゴをつくった後に検討すること
では、さっそく!
1 飲食店のロゴを作りたい場合の手順

基本的にはデザイナーに依頼するのが一般的です。
①どんなデザインが自分の店に近いか探す
依頼する前に、あらかじめイメージを持っておくと良いでしょう。デザイナーは、より精度の高いデザインワークを進めることができます。
google画像検索でOK
単純にgoogleの画像検索で「ロゴ」で検索した結果を眺めてみてください。より飲食店に近いところから探す場合は「飲食店 ロゴ」で検索すると良いです。
検索結果を見ていく中で、自分の中のデザインの方向性を決めていくと良いです。以下の10点を決めていきましょう。
・検索結果で近いデザイン1点選ぶなら?
・文字デザインを作りたいかシンボルマークを作りたいか。またはその両方か?
・テーマカラーは?
・角ばっているか丸みがあるか?
・和風か洋風か?
・太いか細いか?
・シンプルか複雑か?
・強いか優しいか?
・明るいか暗いか?
・モチーフはあるか?
もちろん全て明確にする必要はありません。
デザインは、依頼する人、デザインする人、それぞれの感覚があるので、その感覚的な事を言葉にして伝えることが、お互いの意思疎通の手助けになります。
②制作できる企業または個人に依頼
ネットロゴ制作 ロゴタンク
制作会社は様々ありますが、有名なロゴタンクさんもありです。
既にデザインされたロゴから選ぶ場合は「1点7,900円」で購入できます。
もし欲しいロゴがなくとも「無料リクエスト」サービスもあるので、リクエストの結果、掲載されたロゴが気に入れば7,900円で購入もできます。
とはいえ、長く使うものですので、より自分らしいロゴを制作する意味では、予算の許すかぎりフルオーダーが良いでしょう。その場合は27,800円〜となります。
ロゴデザイン価格としては、それでもかなり安価だと思います。
クラウドワークス
今やCMでも流れている大手クラウドソーシングサイト。その取引数やユーザー数は日本一。
そんな実績と信頼をもとに、コンペ形式でデザイナーに依頼することができます。
とはいえ、コンペ開催前の先払いであったり(全額返金保証もありますが)、はじめて利用する場合は不安要素もありますが、無料電話相談もできますので、安心できそうです。
なにより、2万円からの低予算で、12万人のデザイナーの中ならデザイン提案を受けられることが最大のメリットですので、検討もありかと思います。
⇒日本最大級 ロゴ制作ならクラウドワークスの公式サイトはこちら
地域の印刷会社やデザイン会社
現在、お付き合いのある企業さんにデザインしてもらう方法。
気心も知れているので依頼しやすく、納得いくまでやり取りも可能でしょう。
ただし、デザインはその企業に勤めるデザイナーのセンスによるので、デザインパターンやバリエーションは限られてくること、料金はネットと比べて高めになる場合が多いでしょう。
2 飲食店にロゴマークは必要?

自店を表現しブランドを育てていく上では必要です。
なぜなら、自店らしさを形にして他店との違いを明確にし、お客さんが想起しやすくするためです。
問題はロゴそのものよりも、「どういった条件の際に想起するか」です。経営者側が定めた条件とお客さんが想起する条件との差が小さい方が良いですよね。
例えば「ハンバーガー」といえば、マクドナルド。全員がそう答えないと思いますが多くの人の答えにあると思います。この時点で、強力なブランド力を持っていますよね。そしてあのロゴマーク。あのマークを見れば、世界中の誰もがマクドナルドだとわかる。世界中ですからね、圧倒的ですね。
一方で北海道函館市民に「ハンバーガー」と聞けば、マクドナルドではなく「ラッキーピエロ」と答える人の方が多いかもしれません。あの世界のマクドナルドを条件付きで超えることができます。
また「テリヤキバーガー」と聞けば、モスバーガーを想起する人も多いはず。これは日本生まれのハンバーガーとしてモスバーガーが生み出したからですが、今や他のハンバーガーチェーンも追従して一般的な商品となっています。商品によって、世界のマクドナルドを超えることができます。
というように、条件によってブランドの強さが変わります。ということは、まずは自店が一番になれる条件が何かを考えるべきです。そして、その条件を世間に浸透させていく手段としてロゴマークが適任であると言えます。
以上、ロゴが必要な理由でした。
3 ロゴをつくった後に検討すること

せっかく作ったロゴマークを展開していきましょう。
店舗では、看板や食器類、消耗品、装飾類などにも入れたいところですし、パンフレットやポスター、のぼり、チラシなどにも入れるべきです。
もちろんホームページも整えるべきでしょう。
しかし、「より強いブランドを作るために」ロゴマークを作ったのならば、ロゴマークを展開するだけでは意味がありません。
自分のお店がどういう条件で強いのか、どのように想起されるのかを定めたはずです。今までのお店とは異なる価値、お店が選ばれる理由や、商品にも影響があるでしょう。
強いブランドを作るためにロゴマークを作ったのならば、これらも含めて検討することで、さらに魅力的なお店に生まれ変わるはず。
今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。
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