タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
それ以前は8年間デザイナーでした。
今回は、
デザイナーではありませんが、事務職でデザインしています。いつもイマイチでダサく感じてしまいます。レイアウトのコツなど教えてください。
という声にお答えします。
僕はデザイナーをやめて別な業界で働いています。世の中にはデザイナーであるなしに関わらず、デザインが必要な仕事が多く、デザインを学んでいない事務員さんなどがその業務に当たっていることも多いのではと感じています。
クリエイティブな業界以外でデザインが必要になった時、それは人によってはストレスにしかなりません。
しかし、せっかくの「デザインの仕事」なので、良いものをつくる楽しみを見つけてほしいと願っています。
本記事の内容
1 初心者もわかる、デザインレイアウトのコツ
2 デザインソフトを扱えているだけでも凄いこと
3 デザインをもっと学ぶには
では、みていきましょう!
1 初心者もわかる、デザインレイアウトのコツ

初心者は最初が肝心。
しかし、クリエイティブ業界では無いとすると、教えてくれる人もいないので独学の場合が多く、しかもその難易度は誰も理解してくれず、ただ急かされる。
そんなきっかけで始まった仕事であれば、なるべく短時間でわかりやすい方が良いはず。
テクニックはたくさんありますが、まずは、4つのことを実践し、見やすくわかりやすく作ることを目指しましょう。
①まとめる ②そろえる ③ぱたーん ④くらべる
簡単に説明しますね。
①まとめる

同じグループにまとめる。
同じ情報を一箇所にまとめる事で、他の人が見た時にわかりやすくなります。さらに、まとめたもの同士の間隔をあけて、見やすくします。
②そろえる

端・幅・間隔をそろえる。
上記の3つのポイントで揃えると見やすくなります。
③ぱたーん

パターン化する。
例えばお店を5店舗紹介するという場合、おなじパターンで表現を統一した方が見やすくわかりやすい。
④くらべる

違いをわかるようにする。
③でパターン化したものは、比較できるように色を変えたり、違う部分を大きくするなど比べやすくする。
まずは①と②だけでも取り組むと、見た目が洗練されていきます。
2 デザインソフトを扱えているだけでもすごいこと

レイアウトの初歩的なコツは以上になりますが、そもそもデザイナーでもないのにレイアウトするためのIllustratorを独学で使えるだけで凄い事です。
企業の経営者からすると、デザイナーであるかどうか以前に、経営者の思いを形にできる人を求めています。
そして、事務職であるけれどもデザインの仕事をしなければならない理由はそこにあります。実は形にできる人は少ないのです。
それは世の中的にも問題だなと思っています。たくさんの情報、アイデアは転がっていますし、指示を出す人もたくさんいます。しかし、実行できる人は少ない。
デザインできる、何かをつくれる、これだけで凄い事です。
3 デザインをもっと学ぶには

きっかけはどうあれ、せっかくのデザインスキル、ちゃんと学んでみても良いのではないでしょうか。勿体ないです。
①パクる
既に何かを参考にされていると思いますが、どう真似るかがポイントです。
それは先に紹介した「①まとめる ②そろえる ③ぱたーん ④くらべる」の視点でみてみると、上手なレイアウト方法が見えてきます。
②オンライン学習
もっと学びたい、しかし時間はない。
ましてスクールに通う時間などもってのほか。
そんな時、今は便利な世の中、オンライン学習という方法がありますので、そこで学んでも良いですね。
例えば、Udemyを知っていますか?
Udemyは世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、世界中の学びたい人と教えたい人をオンラインでつなぐサービスです。
例えば、「【印刷物編】知識ゼロから即戦力になるためのillustratorCC実践コース 」なんていうコースが¥5,400で受けられます。コースはすべて30日間返金保証付きだから安心。
③デザイン職へ転職を考える
最後は思い切って転職。
しかし、本当に就職できるか等、デザイナーとして挑戦してみたい気持ちがあっても、その一歩を踏み出すのは勇気がいりますよね。
せっかくデザインの世界に踏み込んだのならば、新しい自分のキャリアを今からでも考えてみるのもありでしょう。
例えば、これからも平均年収も高いweb業界への転職。webデザイナーを目標にするのもありかと。以下におすすめをご紹介しています!
何かを作れる技術=形にできる実行力
いずれにせよ、実行力はこれからますます重要になるはず。
デザインを少しでも楽しめたのなら、次なるステップへチャレンジしてみてはいかがですか。