タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
今回は、
構想力って何でしょうか・・・
ビジネスに必要な力だとは思うのですが。
という声にお答えします。
構想は「構=組み立てる」+「想い」で、想いを組み立てて形にすること。
それには、様々な未来を形づくるパーツを組み立てる力が必要です。
よく、ビジネスをする上で、まずは実行、やってみる、経験し、そして時には失敗を重ねながら、日々積み重ねた先に成功があると言われます。
しかし、成功する人は、必ず同時に構想を描いているはずです。
今回の記事では、その鍛え方について紹介します。
本記事の内容
1 構想力とは実現可能な未来像を作ること
2 構想力を鍛える方法は、3年後のアイデアにあり
では、みていきましょう!
1 構想力とは実現可能な未来像を作ること

まずは2つの書籍をご紹介。
ニューノーマル時代の「構想力」
大前研一
では、
「正解のない時代」
「革新的なアイデアと企業ガバナンスでフロンティアを切り拓け」
「0から1を生み出す方法」
構想力の方法論 ビッグピクチャーを描け
紺野登/著 野中郁次郎/著
では、
「存在しないものを存在させる力」
「想像力、主観力、実践力の融合」
と説いています。
0から1を生み出す=存在しないもの=未来像のこと
上記の書籍を見ても、僕はここが最も重要と考えています。
しかし、実際どうやって未来を見るかといっても、漠然としてわからない。
なので、まず行動してみないと、経験してみないと、と言われる理由はそこにあります。未来像が明確でない場合に有効で、行動していく中で見えてきます。
ここでポイントなのは「何がみえるか」です。
映像?景色?写真????
見える、だと語弊がありますが、見えるのは「言葉(キーワード)」です。
僕はもともとデザイナーなので、ビジュアルで想像したくなるのですが、言葉(キーワード)が先に決まった方が明確にしやすいです。
僕を例にすると、今僕が見えている未来像のキーワードは「ブログ」でも「デザイン」でも「タスク管理」でもなく、実は「小屋」なんです。
今まで生きてきた中で、「小屋」というテーマがビジネスとして面白く感じており、情熱を注げるし、広がりがあるし、他にも理由があるけど、いいなと思っています。
この「小屋」というキーワードが未来につながる、構想を形づくるトリガーである、ということです。そして、「小屋」はどんな商品で、どういった人がどのように利用しているか想像をふくらませる。
そうすると、未来像(テーマや方向性)が明確になっていくので、どういう道を辿ろうが大きくブレなくなります。すると、僕がいま投稿しているブログ記事は、僕が描く小屋ビジネスの構想とどうつながるのか。僕の中では小屋とブログは意味のある関係にあります。
こうやって、構想が明確になっていくと、日々やっていることが、新しい未来へ関連し、必然とつながる、そう考えています。
2 構想力を鍛える方法は3年後のアイデアにあり

「構想力=未来像をつくること」です。
「夢」ではなく「構想」なので、実現可能なものでなくてはなりません。
そのためには、現実と何らかの関連性がないとリアリティがなく、誰もがピンと来ないでしょう。
なので、未来を描く力と同時に、現実から未来を手繰り寄せる実行力も重要です。
この「構想力」「実行力」の2つを鍛えるためには、僕は「アイデア発想法」と「タスク管理」をおすすめします。
実行できない最大の原因
・失敗への恐れ
・完璧主義
・ネットで調べすぎ
あたりかと思います。
「実行力」は、一歩を踏み出すまでが大変ではありますが、「構想力」よりは難しくはないはずです。方法としてはタスク管理をうまく活用し、自分で決めたことを自分でクリアする癖をつけていきましょう。
「構想力」を鍛える有効な方法
3年後を想像すること。
実行力は目の前にある問題や課題から積み重ねていく発想なので考えやすいですが、3年後の未来像は目の前の事とは意外と関係ないので、ある程度自由に発想できます。
しかし、この「自由な発想」は難しい。
簡単にひらめいたりできるなら話は早いのですが、得意ではない場合は「アイデア発想法」を活用し、無理くりスキルによって、アイデアを出します。
タスク管理とアイデア発想法については別な記事で詳しく解説していますので、ぜひお読み下さい。
▼タスク管理に重要な目標や構想についての考え方はこちら。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。