タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
今回は、
企画書ってどのように書くとよいでしょうか
書き方のコツがあれば教えてほしいです
という声にお答えします。
僕は企画職ですが、正直企画書は書きたくないです^^;
書いている時間がだんだん勿体なく感じてしまうから。
しかし、会社組織に属している以上、自分勝手にもできないので、上司を説得し、仲間にわかりやすく共有するためにも必要かなと思います。
そんな時、かんたんに企画書を書く考え方を記事にしました。
そして・・・簡単にできる人には背景がある、という話。
本記事の内容
1 かんたんな企画書の書き方
2 アイデア不足の具体的な解消法2つ
では、いきましょう!
1 かんたんな企画書の書き方

新規事業など何か新しいことを始める時に、企画書が必要なシーンも多いのでは。
そんな時はしっかり企画を練るのが良いんだろうけど、時間も人も足りない時は、次の質問の答えを書いて簡単につくりましょう。
A4用紙1枚で済むかもしれません。
【Q1】3年後のベストな状況は?
【Q2】新聞や雑誌などに取材されました。なぜ?
【Q3】お客様にとってのメリットは?
【Q4】実現する際に起こる問題3つ挙げてください
また解決方法も添えてください
【Q5】結果、実績を数値で表現してください
これで、企画の骨子が見えてきます。
しかし・・・これらの答えがポンポンと出てきますか?
僕もいきなり聞かれたら、さっぱり出てこないです。
結局簡単に企画書なんか書けないや・・・
しかし、企画書を作りたいと思ったということは、何か理由がありますよね。ここで諦めてしまっては、その火種を消してしまうのも勿体ない。
こういった答えが出ない時は、間違いなくアイデア不足です。
アイデアには正解はなく、いろんな切り口や組み合わせ等、まずは数を必要とします。
2 アイデア不足の具体的な解決法2つ

結論は
・行動する
・無理やり出す
の2つがポイント。
じゃあ、まずは行動!
本当にやってみないとわからないし、やるとアイデアが膨らんで最初に書こうとした企画書が埋められる時があります。
しかし、行動すると、今度は諦める事が多いのも事実。
なぜなら、壁にぶち当たるから。
先程アイデアは「数」が重要と言いましたが、数が重要な理由は、選択肢が多くなるからです。実は「行動」って、自分が思うほど数多くはできないので、その限られた選択肢の中で壁に当たるわけです。
行動は重要ですが、行動だけでもアイデア不足なのです。
もしかしたら他にも良い方法があったかもしれませんよね。しかし行動している時は、冷静に考えられない場合も多いと思います。
なので、壁にぶち当たった事をどのように捉えるかによって、その先へと前進するかどうかが決まります。
それには、するどいコンサル的な視点は必要ありません。
冷静に自分(自社)を見つめる視点と、
バランス感覚さえ身についていればOKです。
①なんのために行動していたか、どこへ向かおうとしていたか思い出しましょう
コンセプト、初心、動機、情熱、火種、言葉にならないパワー・・・等。今やっていることは、本当に望む未来へと繋がることなのかを冷静に判断しても良いかも。
②4つの視点から、バランスが崩れているかもしれないと疑いましょう
・おれが正しいんだ!
自分、自社に偏って考えてませんか
・お客様は神様なんだ!
相手、お客様に偏って考えてませんか
・慎重にちゃんと考えていくべきだ!
今までの経験を元に偏って考えていませんか?
頭でっかちになっていませんか?
・前向きに明るく!どんどんチャレンジすべきだ!
楽天的になりすぎてませんか?
地に足がついてますか?
行動の前や合間に、無理やりアイデアを出すのもあり
力技ですが、世の中には様々なアイデア発想法があります。
面倒ですが、数を多く出すことができます。
そして発散する作業なので、すっきりします。
僕は、数を出すならKJ法、関連付けて広げていくならマンダラートという手法がおすすめです。
↓KJ法・マンダラートはこちらの記事でも紹介しています
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まとめ
何か新しいことを始める時、拠り所になるものが欲しくなります。
それは企画書というものかもしれないし、手書きの図かもしれません。
そして、企画書などの形として表現するということは、その熱い思いを言葉や絵で表現するしかないのですが、センスよくいきなりしっくりくるものができるとは思えません。
それには、行動することによる経験と、無理やりにでも数を出したアイデアが充実していることで、よりよい方法を選択して未来へ突き進むことができるでしょう!
今日はここまで。
お読みいただきありがとうございました。