タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
その前は10年、デザインの仕事をしていました。
今回は、
webデザインに興味があります。
webデザインとはどんな仕事でしょうか?
という声にお答えします。
僕がはじめてwebデザインをした15年くらい前とは違い、デバイスも増え、作り方も、技術も、役割も、考え方も変化してきました。
しかし、変わらない本質はあります。
本記事の内容
1 webデザインとは?
2 webデザインの仕事を4つの段階にまとめました
ではさっそく!
1 webデザインとは?

【結論】webサイトのコンセプトを形にする事
と言えます。
webサイトのコンセプトって?
コンセプトは概念であったり、一貫性のある考え方と言われていますが、しっくり来る言葉はなかなか見つからないですね。
コンセプトは、いわば魂、熱、火種のような、それを形づくるための根本的なエネルギーの一点のイメージです。
なので、形あるものにコンセプトはある。
誰かが火種をつけたはず。そこには、何か意味があって、願いもあったはず。
これをコンセプトとするならば、それをどのように汲み取って、血の通った意味ある形にできるか。webデザインに関わらず、デザインの仕事にはそういう役割があります。
webデザインに何から取り掛かる?
頭を抱えてコンセプト、コンセプトと唱えてもしかたありません。
これは作り手の自分が「どう感じたか」というセンスを頼りに、様々なアイデアの中から明確にしていくほかありません。
明確にするものは、まずは「言葉」です。
そのwebサイトのキーワード。SEOにも通じますよね。
どのような言葉がふさわしいか決めるためには、そのサイトの目的や目標、運営主体やターゲットから見ていくことで明確になっていきます。
webデザインの仕事をするには?
パソコンとグラフィックソフトがあれば作れます。
僕はMacとIllustratorで制作しています。
もし独学やオンラインスクールなど学ばれる場合は、最低限この2つのツールは用意した方がよいでしょう。
以下は就職支援に強いwebデザインスクールについて解説していますので、参考までにご紹介でした。
webデザインには様々なスキルが必要です
特に、以下のことについては学ぶ必要があるでしょう。
・Illustrator操作方法
・Photoshop操作方法
・ワイヤーフレーム作成方法
・webデザインカンプ模写
・レスポンシブデザイン
・uiデザイン
・フラットデザイン
・wordpress
・スタイルシート
・JavaScript
結構ありますね・・・。
独学でじっくり学ぶか、オンラインスクールで一気に正しく学ぶか。
2 webデザインの仕事を4つの段階にまとめました

webデザイナーとして、どのような仕事ができるか。
日々経験と失敗を積み重ねる中で、目指すべき方向性を4段階で表現しました。
①言われた事をスキルを活かして形つくるのは初級。
まずは依頼された事をきちんと表現できることから始めましょう。
何かプラスアルファの提案をつくらないといけないと考えるのは、その次のステップで構いません。なぜなら、クライアントが望んでいるわけではないから。
こちらからの提案はある意味「お節介」なので、まずは言われたことをきちんと作ることができた上で、別案として添えるのはありだと思います。
②目的と目標を踏まえた上で、最適なサイトコンセプトを考え、提案できて中級。
言われた事をきちんとできるようになれば、次に提案にチャレンジしましょう。クライアントは言われた事をやってほしいと思っていますが、実はそれが本当に正解かどうかは自信がありません。
なので、クライアントとしては、要望通りの案と別案と2つ提案されれば選択肢が増え、良いサイトにするため検討しやすくなります。評価も高まるでしょう。
ということで、別案を作成するには、クライアントがwebサイトを作る目的や目標、ターゲットなどを抑える必要があります。ヒアリングを磨いていきましょう。
③目的と目標を踏まえた上で、クライアントの想像以上の
ベストなビジョンを描き、リアリティのあるデザインとして提案できて上級。
提案のレベルを上げていきましょう。
クライアントが考えていることが答えとは限りません。ベストな未来像は他にもあるかもしれませんので、その可能性を描き、デザインで表現して提案できれば感動につながるでしょう。
④あなたのデザインと言うだけでブランドになったら一流。
別に有名なデザイナーになる必要はありません。
1つ1つクライアントさんの想像を超える提案をし続けることで、「あの人に依頼すると間違いない」とか「あの人に相談するといいよ」など、フリーランスであればクライアントさんから、会社員であれば経営者や他のスタッフから信頼され認められるでしょう。
その人のブランド力が増すので、報酬や給与にも結びつきやすいです。
さあ、どこまで目指そうか!