タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
その前は10年、デザインの仕事をしていました。
今回は、
40代からwebデザインの仕事を
フリーランスで稼げますか?
という声にお答えします。
フリーランスで稼いでいる人が増えている中、はたして40代からフリーランスで稼げるかどうか。
・今までデザインの仕事をしてきており基本的なスキルはある方
・僕のようにweb業界から遠ざかっていてブランクのある方
といった方に向けた記事です。
web制作のスキルをこれから学ぶ方はフリーランスではなく、まずは副業を考えることをおすすめします。こちらの記事をご参考ください!
本記事の内容
1 webデザインの仕事、フリーランスで稼ぎ続けられるか
2 40代からフリーランスでどう稼ぐか
ではさっそく!
1 webデザインの仕事、フリーランスで稼ぎ続けられるか

【結論】フリーランスで稼ぐのは難しい
いきなり厳しい結論です・・・。
難しいと感じる理由
・デザインはセンスが命。若い人のセンスと戦えるか
・新しい技術を習得できるか
・体力的に無茶はできない
・若さを武器にできない
・固定費が高いので(家族・ローン)損益分岐点が高い
・家族の理解を得られるか
これは今の僕の状況からも言えることです。
僕は現在企画の本業があり、副業でwebデザインをしています。
副業で月5万円くらい。知り合いのIT企業さんからの下請けのみ。
しかし、副業ではなく本業をwebデザインでフリーランスにする場合、この下請けの仕事だけでは限界があります。
どうやって売上をつくるかが一番の課題。
また、いかに損益分岐点を下げられるか。
なるべく想定できるリスクは回避して望みたいですよね。
2 40代からフリーランスでどう稼ぐか

【結論】固定費を減らし、価値ある商品をつくり続ける
これからの人生、フリーランス(個人事業主)で生きていくためには、webデザインだけでは厳しいという事です。
①固定費を減らす
固定費を減らすことができれば、損益分岐点も下がるので売り上げなければならない目標も下げられる。その通りですが、しかし40代までに積み重ねたものを捨てられるかと言われると、これは難しいですよね。家族もいるし、住宅ローンも組んでいるし。
固定費を減らすにしても、家族の理解が必要です。
もちろん、すぐに理解を得られるのは難しいと思いますが、それでも、どうやって稼ぐのか伝えられないと厳しいでしょう。安心もしてくれないし、それが伝えられない時点で事業として成立しないですよね。
とはいえ、家族は強力な味方になる可能性が高いですので、まずは身内を味方にしましょう。
できる限り固定費は減らす。しかし、既に生活する上で必要なお金が決まっている以上、そこまで大きく減らすことは難しい。一番の問題は売上をどう上げていくかが重要となります。
②売上を上げる
webデザインという武器があるので、それを活かして行動します。行動する方向性は2つ。
・価値ある商品づくり
・提案活動
順番に説明します。
価値ある商品づくり
どういう商品を作れるか。
個人の身軽さを活かしてスキマを狙うしかない。
・【まずは立ち上げ】ブログ型メディア5万円プラン
・【デザイン提案無料】オフィシャルサイト15万円プラン
・【チームワーク向上】ブログ型メディア+コンテンツ+SNS活用支援25万円プラン
これらがとてつもなく価値があるかと言うと微妙ですが、ただポイントはこの商品を売っている人はどんな人かという事。
商品の根本は、フリーランス(個人事業主)であれば、その人そのものになるので、どのように個人や実績を見せられるかも重要になります。
webデザイン、web制作だけではないよというメッセージ
webデザインできる人はたくさん、web制作できる人もたくさん。
その中で選ばれるような強いブランドを築かないといけません。
例えば僕を選んでいただいた場合、以下のメリットがあります。
・当ブログを運営し、記事を書いている。
誰かもわからない僕のような人間でも、5ヶ月でアクセス数が0から月3000pvまで上昇。SEOを狙ったライティング、Twitterとの連携についてのアドバイス可。
・タスク管理から目標設定について精通しているので、web運用でチームワークの向上やスタッフ育成の側面でもアドバイスできる。
・手帳など紙の商品開発、紙媒体のデザインも可。
・経営企画経験により、経営戦略についても相談を受けられる。特にフード業界が得意。フード関係の販促にも精通している。
このような感じで、webデザインと自分自信らしさをかけ合わせた商品をつくる事で、他との差別化や、選ばれる理由が強まるでしょう。
提案活動
商品を用意した上で、提案活動を行います。
もちろん、望んでいない人に提案したらとても迷惑(なはず)なので、まずは提案してほしいと言われる(言わせる)人脈を築きます。
リアルな人脈も良いし、Twitter上もありですので、人脈を温めておいたほうがよいでしょう。人脈とは、お互い知っているという状況です。
特にそれ以上関係を深める事はありませんが、仕事欲しさだけでつながるのは、いやらしさが伝わるのでやめましょう。
web関係の商品なので、SNS上での関係をうまく活用したいところですね。
きっかけに応じた提案活動
例えば、リアルな人脈であれば、会話の中で相手の問題に感じていることを探りながら提案につなげることもできるし、web上であれば無料相談窓口を設けても良い。
その中で提案のきっかけがあった時はチャンス。相手の問題を解決につなげる提案ができるかどうか。武器はデザインなので、依頼があってからデザインするのではなく、依頼のない段階でwebデザインを仕上げてプレゼンするだけでも、立派な提案活動。
気に入っていただけたら、契約となるでしょうし、ならなくてもお客様の印象もよく、確実に次につながります。
そういった攻めの提案活動を進めていきましょう。
まとめ:40代の経験と人間力で勝負

webデザインでも何でも個人事業主の武器は「個人=自分自身」です。
若者は、その一生懸命さやエネルギッシュ、人懐こさ、将来への可能性、そういった若さを武器にできますが、40代で同じことをやったら笑われます。
今まで経験してきたことを整理し、今から新しい事も積み重ねつつ、それをきちんと魅力として伝えきることが、選ばれるために重要なポイントになるでしょう。
僕も頑張ります。
世の中の40代チャレンジャーに幸あれ!