タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
その前は10年、デザインの仕事をしていました。
今回は、
webデザインの仕事を在宅で稼げますか?
という声にお答えします。
リモートワークが増え、自宅でも仕事をする流れが加速する中、もともとwebデザインは在宅と相性がよかった仕事であるが故、今後はそれを目指す人も多くなるでしょう。
今回の記事は、今までデザインの仕事をしてきており基本的なスキルはある方に向けた記事です。
僕は40代なので、同じ世代の方に向けた記事も書いています。
webデザインのスキルをこれから学ぶ方は、以下の記事をご参考ください。
【注目】未経験から稼いでいる方を2名ご紹介
Twitterでフォローさせていただいています。
お二人共、切磋琢磨しながら日々頑張っているのが清々しい。
そんなお二人が稼げるようになるまでの実体験をまとめた記事です。かなり有益です。
本記事の内容
1 webデザインの仕事を在宅で稼ぐ方法
2 プラス1の提案をして単価アップを狙おう
では見ていきましょう〜
1 webデザインの仕事を在宅で稼ぐ方法

【結論】稼げる(条件付き)
条件付きというのは、副業、もしくは扶養の範囲で働く事を指します。
要は本業にするのは難易度は高いよ、という意味です。しかし、稼ぐことはできます。
例えば僕の場合、以下のような状況。
WordPressのテンプレートを使用したサイトのみ。トップページデザイン3万円〜。半年で60万円程度。知り合いの企業さんから全て下請け受注。働き方は副業。
僕は副業なので時間に限りがある状況ですが、まずはIT企業や制作会社とパートナー契約を結び下請けの状況をつくりましょう。
もちろん、クライアントから直接受注できれば最高ですが、営業に力を入れる必要があり、コツがあるのでこちらの記事でご紹介します。
⇒webデザインの仕事を直クライアントから受注する営業テクニック(準備中)
まずは下請けを狙おう
きっかけはネットでもリアルでも、パートナーになりうる企業さんとつながる事から。方向性は以下の3つでしょう。
・今までの人脈があるのであれば相談してみる
・クラウドソーシング
・在宅社員
過去、デザインの仕事をしていたのなら、その時の人脈を活用する。
人脈といっても、以前勤めていた会社にその人がいるわけではないので、つながりがあるのであれば、相談してみよう。特に、下請けとしての実績もない状態であれば「格安で引き受けて実績をつくらせてもらう、というのもあり。
クラウドソーシングで活動
人脈がないのであれば、闇雲に営業メールなどもありだけど、大手クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングの市場から案件を受注できるように行動すること。
自分自身が何者で、お客様にとってどんなメリットがあるか明確にしないと受注の確率は低くなるでしょう。
その中で、受注できた案件をどのように行うかによって今度の関係が決まります。初対面は重要ですよね。
⇒クラウドワークスからwebデザインの案件を受注する営業テクニック(準備中)
方向性は違うけど、在宅社員という働き方
在宅OKの求人を探し、社員として働く方法。待遇はそれぞれだけど社員なので収入は安定します。子育てなど、在宅で仕事しなくてはならない方などは安心の働き方ですね。
もちろん、副業や独立まで考えている方は何か理由がない限りはおすすめしません。
⇒ママ向けキャリア転職支援サービス【ママの求人キャリア】に相談
下請けで仕事をつくる際のポイント
・自分自身の見せ方
・行動の方針
どのような活動にせよ、ポイントは自分自身が何者で依頼するとどんなメリットがあるのか、プロフィール、選ばれる理由、そして実績の面から整える必要があります。
また、行動の数と質も必要ですが、キーワードは「スピード」。特にネット上だけで関係をつくる上で、相手に評価される行動はスピードです。コミュニケーションのスピード、返信のスピード、提案のスピード、納品のスピード。
スピードにこだわれば、数も質も同時に追い求められます。
なぜなら、スピードが速い事も高品質の条件の1つだから。
微妙だなと思うデザインでも、スピードが速いと、相手は感動するし、信頼もしてくれる。なので、まずはスピードにこだわりましょう。
2 プラス1の提案をして単価アップを狙おう

制作会社との関係、もしかしたら直接クライアントからも受注できているかもしれませんが、次に行う事は、できることを増やし客単価アップを狙います。
・UIやUXを学ぶ
・ブランディングを学ぶ
・web以外のデザインを学ぶ
・デザイン以外の制作スキルを学ぶ
・商品開発に携わる
あたりが考えられます。
UIやUXを学ぶ
UI(ユーザーインターフェイス)
UX(ユーザーエクスペリエンス)
です。
webはスマホが主役となり、今後もそれが続くでしょう。
よって、webデザインする上で、このサイトの利用しやすさまで考えて設計したり、スマホをタップする場所をどうデザインするかは重要ですよね。
さらに、webにアクセスすることでどんな体験をしてもらうか。これは高度な考え方ですが、何も動きがある新しいサイトというわけではありません。そのサイトにアクセスする「意味」がより重要だということです。
アクセスした人を感動させようとしても難しいですよね。ただ、結果その人にとって「目からうろこ」や「青天の霹靂」となるには、アクセスした人や社会にとって、意味ある事を追求した結果、じんわりと滲み感じるものだと思います。ここはブランドの本質でしょう。
⇒webデザインに重要なUI・UXとは【自分の価値を高めよう】
ブランディングを学ぶ
先程のUXに近いですが、ブランドをどう作り育てていくかを学びましょう。
ブランドは他と区別するための「印」です。
⇒【入門】webデザインの作り方〜ブランディングの基礎 も参考下さい
その印の役割としてロゴデザインがあります。
webデザイナーはロゴデザインが苦手な人が多い傾向にあると感じていますので、これを武器にできれば、自分自身が選ばれる理由にもなるでしょうし、ロゴ制作依頼も受けられるようになるでしょう。
web以外のデザインを学ぶ
例えば印刷物系のデザイン。
Illustratorが扱えるならば応用できます。
webサイトの中で、サイトによっては資料ダウンロードなど、紙媒体へつなぐ事もあるでしょう。そういった資料そのものも制作できるようになれば、強いですよね。
デザイン以外の制作スキルを学ぶ
webサイトで重要なのはコンテンツです。
コンテンツをどう積み重ねていくかは、ブランディングにもなればマーケティングの一環でもあります。
例えばSEOを狙ったコンテンツ作成などができるようになれば、より立体的なデザインを提案することもできるでしょう。それには、まず自分自身のブログ運営に挑戦し、アクセスアップの実績などを積み重ねられると良いでしょう。
⇒webデザイナーが自分のブログで成長する理由【WordPress】
商品開発に携わる
webデザインをつくる目的は様々ですが、企業や商品の認知や売上への貢献などが大きいですよね。
webデザインできっかけができたということは、その企業や商品が何をしたいかも見えてきているはずです。より目的や目標を実現させるために、商品開発の提案ができれば新たな仕事につながる可能性も高いです。
まとめ:下請けで終わるか、それ以上になるか

きっかけはwebデザインの下請けですが、もし独立やフリーランス、はたまた事業を大きくして会社設立を考えているならば、それ以上の行動が必要になります。
何も焦る必要はありませんが、下請けで稼げるようになった上で、次のステップを描いてみてはいかがでしょうか。