こんにちは、タカハシサトシです!
地方の飲食業界で企画の仕事をしています。
今回は、企画書の書き方をお伝えします。
企画の仕事の中でここが一番悩むところだし、一番重要なポイントですよね。
30代前半の頃は、4年間ほぼ毎日企画書作った経験から、今回の記事でも何かお役に立てればと思います。
本記事の内容
【企画書の書き方、手順を公開】
①なぜ企画書が必要なのか
②はじめに抑えるべきポイント
③文章でまとめる
④ヴィジュアルにする
⑤一晩寝かせる
では、いってみよ〜!
企画書の書き方、手順を公開
ということで、僕なりの方法ですが、企画書の書き方・手順を
初心者でもわかるようにお伝えします。
①なぜ企画書が必要なのか

それは「良くしたい」からです。
自分が働く会社の問題を解決したり、もっとより良くするための
新しい取り組みだったり、はたまた業績を上げる秘策だったり。
これが営業活動であれば、お客様へ向けた提案書とも言いますが、いずれも現状のままではなく、前向きにより良くなりたいから、ですよね。
そして、「企画書」という形にまとめないと行けない理由は
・企画者である自分の考えの明確化
・決裁者が決めるため
上記の2点に他なりません。
浮かんでいる良いアイディアを企画書にまとめる事で、よりリアリティのある内容に深堀りできます。
また、自分が経営者でない限り決裁者が決めないと先には進まないので、その人の心を動かし「いいね!」という感じでGOサインをもらわないといけません。
という意味で、企画書は必要になります。
②はじめに抑えるべきポイント

まずはタイトル。
この企画書にタイトルをつけるとしたら何がふさわしいか。
ここでつけたタイトルを読めば「なるほど、そういった企画なのね」とわかるものであれば何でもOKです。
きっと、タイトルを付けられるということは、この企画についての考えはある程度整理されているはずです。
一応、僕がタイトルによく使うキーワードを以下にお知らせします。
・語尾に「プロジェクト」
プロジェクト化(事業化)して達成するためにやるんだという
意思表示になります。覚悟が決まります。
・「商品」「ブランド」「ブランディング」
新商品や新ブランドなど商品に関わることで
良くしていこうという内容の場合。
・「開発」「構築」「制作」
商品や仕組みやツールなどを
つくることで良くしていこうという場合。
・「販売促進」「プロモーション」「マーケティング」
売上が向上するための内容の場合。
・「戦略」
中期なのか長期なのか、
ある一定の期間で戦略的に良くしていく内容の場合。
・「経営」
大きな経営判断を伴う内容の場合
参考になれば幸いです。
③文章でまとめる

まとめ方は色々あると思いますが基本は5W2Hで良いです。
僕の場合は、以下を適当なテキストエディターでズラズラと書きます。
・主題(先ほどのタイトルです)
・背景(この企画に至った経緯など)
・目的(なぜやるのか)
・目標(どう良くなるのか、数値的に表現)
・内容(企画のダイジェスト文)
・主体(だれがやるのか)
・対象(だれに向けた企画か)
・期間(どのくらいの期間でやれるのか、フェーズを分けるべきか)
・方法(具体的にやること)
・予算(どのくらいの予算が必要か)
いかがでしょうか。
④ヴィジュアルにする

僕的にはここが最重要。
文章でまとめても、読み解くのは結構大変だし、そもそもちゃんと読んでくれるかもわからない。
よって、視覚に訴え、相手の気持ちを振り向かせるためにも、ヴィジュアルで表現する必要があります。
ロゴや商品、パッケージ、広告、音楽、映像、立ち上げるウェブサイトなど、この企画を実現するためのものであれば何でも良いと思います。
細かい事は抜きに、より良い未来につながることを、無邪気に夢中に形にできたら良いですね。
⑤一晩寝かせる

最後に企画書が完成したら一晩寝かせましょう。
カレーと一緒で笑
一晩寝かせると熟成されて良くなる・・・わけではないのですが、次の日には冷静に企画を見ることができます。
作っている時は熱が入っているので全部良いに決まっているくらいのテンションかもしれませんが、次の日の熱が冷めた冷静な時でも
「これでいい!」と思えたら、バランスが良い内容だと言えるでしょう。
以上ダイジェストでお送りしました。
企画書の書き方のヒントになれば幸いです。
まとめ:問題を解決するために企画を立てよう
僕は企画書を書くのは苦手ですが、問題を解決するには遠回りなようで近道です。
まずはやってみる!行動あるのみ!も大切ですが、一度立ち止まって企画書にまとめてみませんか。
企画書は立ち戻る道標にもなります。やみくもに行動するだけでは
結局なんだかよくわからなくなる事も。チームでやるならなおさらです。
地方の現場には、そんな時間はないかもしれまんが・・・
企画書、ぜひチャレンジしましょう。
↓企画書の書き方についての関連記事はこちら