タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
今回は、
コーズマーケティングとは何でしょうか。
どのようにプロモーションしていくと良いでしょうか。
という声にお答えします。
Cause(コーズ)とは「社会的大義」の意味です。コーズ リレー テッド マーケティングとも呼ばれていますが、1976年にマリオットホテルが行ったキャンペーンが発祥とも言われています。
僕は個人、または中小企業の勤務経験しかありませんが、そんな小さな組織が社会的大義を掲げたり取り組むのはとても難易度が高い事です。
僕の答えは1つ。個人や小さな組織がコーズマーケティングに取り組む方法は、みんなで取り組むこと。そしてその流れをつくること。
この社会の中で、はたして誰がシーダーシップを発揮するのか・・・?
本記事の内容
1 コーズマーケティングは、企業活動として当たり前のこと
2 コーズマーケティングに取り組む時は、webコミュニティを企画しよう
では、みていきましょう!
1 コーズマーケティングは、企業活動として当たり前のこと

コーズマーケティングは
「社会的大義のある売れる仕組みをつくる事」です。
難しいようで、当たり前の事かもしれません。
社会的大義って?
例えばSDGsの切り口もひとつ。
CSR(企業の社会的責任)でもあります。
しかし、特別なことではありません。企業は利益追求はもちろんですが、社会に対し、ステークホルダーに対し、どのような影響を与えるかは責任をもって描かなければなりません。
それを描いていないのならば、片手落ちのビジョンになります。なぜなら「自分たちさえよければ良い」というい風に見られてしまうからです。
継続して利益を出す事を考えつつ、関わる人にも利益をもたらす。そんなビジョンを掲げる事は、何も特別なことではなく当たり前の事でしょうし、すなわちコーズマーケティングそのものとも言えます。
では、どのように考えたら良いのか?
それには、自分の関わる市場全体が良くなる企画を考える事です。
要するに「顧客も自社も競合も含め、市場全体に共通する良い取り組み」です。
例えば、飲食店の場合。
飲食店の課題の一つとして「食品ロス」がありますよね。
これは、どうやって解決するのでしょうか?
自分のお店で食品ロスを減らす行動はできますが、根本的には解決しないですよね。今住んでいるこの地域、もっと言うと、市町村、県、国、世界・・・では誰がやる事でしょうか?
そういったところに、答えが潜んでいます。
一旦図解で整理しよう
コーズマーケティング
↓
市場→競合
↓
顧客
↓
①機会(チャンスかも)
↓
②体験(やってみよう)→共有(シェアしよう)
↓
③契約(買ってみよう)→信頼(また買おうかな)
↑
企業←ブランディング←ビジョン
この図で表すとおり、コーズマーケティングは市場を上空から眺める視点が大切になります。
いやいや、そんな大きな視点で考える余裕はない?
目の前の火を消すので精一杯?
しかし、これはまわりまわって、自分の事業を活性化させる、利益につながるコーズマーケティングだとしたら・・・?
急がば回れかもしれません。
↓マーケティングについて解説した記事はこちら
2 コーズマーケティングに取り組む時は、webコミュニティを企画しよう

個人や中小企業がコーズマーケティングに取り組むとしたら、まずはwebコミュニティづくりが得策かもしれません。
なぜなら、活動の形を作る上で「わかりやすいから」です。
わかりやすく、この指とまれができる。
そして
・すぐできるから
・仲間を増やせるから
・プロモーションに効果的だから
という、webコミュニティならではのメリットもあります。
・自社の事業
・解決する社会課題
・展開するエリア
を見ながら、どんなコミュニティをつくるかを考えましょう。
同じ目的で集う仲間のコミュニティなので、人の集まるところには情報も集まり、そして、より強いブランド力が働き、強いプロモーション効果につながる。
コミュニティに集う人のメリットと、そのコミュニティそのものが媒体となって社会的大義ある活動を広めてくれる点を抑えて企画すると良いでしょう。
運営するために、有料コミュニティもありです。
まとめ:コーズマーケティングはリーダーが重要

どんな大義であっても、誰もやっていない事だとすれば、はじめはどんなことを掲げても机上の空論に捉えられるかもしれません。
ということは、結局はwebコミュニティでスタートするにせよ、「社会的大義」をはじめに掲げた「人」のあり方が重要になります。その人自身の魅力、生き方。
しかし、どんな自分であれ悲観的になる必要はありません。
自分に合ったステージで活動すれば良いからです。この記事を書いている僕が、いきなり世界の事を言い始めたら変でしょう。
なので、自分と向き合った上で、常に自らを向上させようとしている人なら大丈夫。実績は必要ありません。情熱と行動力がコーズマーケティングには重要ではないでしょうか。
↓参考までに事業の作り方についての記事をご紹介します