タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
その前はデザインの仕事をしていました。
今回は、
未経験からwebデザイナーになるために
どんな準備をしたら良いでしょうか
という声にお答えします。
webはどんどん広がり、それに伴い間違いなくweb制作に携わる人は増え、webデザイナーの重要性は増しているはずです。
いま、果たして、webデザイナーって憧れる職業でしょうか?
どうも僕は、稼げてキラキラしている世界より、大変でブラックなイメージがつきまとう。しかし、僕はwebデザインに関わらず「作っている」人は、一番偉いと思っています。
なぜなら、みんな指示する側に居たいから。でも、実際に手を動かして作っている人、作れる人が浮かばれる世の中であってほしいなと思います。
そんな中で、まず、未経験者は心の準備が大切ですね。
本記事の内容
1 未経験者からwebデザイナーになるために必要な5つの準備
2 未経験者からwebデザイナーとして働く方法
では、みていきましょう!
1 未経験者からwebデザイナーになるために必要な5つの準備

どんな準備かと言うと
・webデザイナーとは?
・制作環境は?
・必要なスキルは?
・学習方法は?
・心の準備
の5つになります。
webデザイナーとは?
webサイト(ホームページ)をデザインする仕事をします。
特に、webサイトの見た目を形にする仕事になりますが、自分の好きな形にすれば良いというわけではないですよね?
重要なのは、そのwebサイトが何のために立ち上げるのか、その意味をどのように形に昇華できるかです。
なぜここまで重要かというと、例えばチラシのデザインは、同じデザインでも紙面も使用法も見る人もかなり限定されます。しかし、webサイトはビジネス全体を受け止められる受け皿にもなれます。
そういう意味では、そのビジネスの目的のために、どんな情報をどのように配置するかを設計するという要素が強いので、その点で、他のデザイナーとは性質が大きく異なります。
デザイナーの中でも、情報設計のスキルやセンスが重要になるでしょう。
↓過去の記事もご参考ください
制作環境は?
これは職場でも違うでしょうけど、僕は基本Macがあれば良いです。
・Mac(Macbook)
・ブラウザ(Google Chrome)
・IllustratorCC
・PhotoshopCC
・テキストエディタ(mi)
・FTPソフト(FileZilla)
・サーバー(CORESERVER)
上記が現在実際に使用しているものです。
僕は目が悪いので、ノートPCでもディスプレイは15インチモデルを使用していますが、最新のMacbookAirでも24回払いで月々4,803円、金利は負担してもらえるので、スマホを安いプランにすれば購入できますね。
他、IllustratorとPhotoshopのソフトは、合わせて月額3,500円ほど。練習用のサーバーも僕は月々198円です。
必要なスキルは?
デザインスキルとしては、Illustratorが使用できるのであれば、それだけでOK。もちろん、そのデザインをwebサイト上で表示させるための「画像パーツ」として作る必要があるので、Photoshopのような画像編集ソフトのスキルも必要です。
そのデザインをwebサイトとして構築するためには、htmlとcssは必須です。
htmlは、webサイトの構造そのものを決める言語、cssは、スタイルシートという、webサイトの見た目を決める言語です。人間でいうと、htmlが肉体、cssは衣装という関係性です。特に、cssを自在に使いこなせるスキルが重要になります。
学習方法は?
未経験者としては、独学かスクールでしょう。
↓独学についての記事はこちら
↓スクールについての記事はこちら
お読みいただければ幸いです!
心の準備
最後に心の準備を。
冒頭でお伝えしたとおり、大変な現実は待っているでしょう。そもそもwebデザイナーになりたいと思ったきっかけがあると思いますが、周りの情報に惑わされずに、せっかくの節目、自分自身としっかり向き合うべきです。
↓自分との向き合い方の参考となるかも
そして、webデザインの仕事で肝心な事を知っておくのも心の準備。
それは「クライアントとのコミュニケーション」。
コミュニケーションは「会話」じゃないですよ?
もちろん、フロントの営業担当がいたりするので、直接クライアントと関わる機会は少ないかもしれなせん。なので、重要なのは会話ではなく、クライアントの事を想像して気持ちを重ねる事になります。
そうすると、クライアントに代わり、ビジネスを考えることができるのですが、そこで少し高い位置からビジネス全体を俯瞰できるかどうかになります。
俯瞰できると、このwebサイトの主体はこうだとすると、こういう人が訪れる。きっとこういう目的で立ち上げるはずだから、その先にあるベストな未来はこんなはずだ!・・・など。
クライアントから提供された情報が正解とは限りません。より魅力的な未来を描いても良いわけです。
思ったより厳しい職場だったとしても、このようなwebデザイナーとしてのプライドを持ち続けられるか。心の準備は重要です。
2 未経験者からwebデザイナーとして働く方法

未経験者がwebデザイナーになる準備を進めながら、働き方を決めなければなりません。どんなに準備をしても、実際に仕事をしないことには、本当の経験にはならないでしょうから、少しでも早く仕事に携わるべきでしょう。
その行動としては
・ハローワーク
・副業
・フリーランス常駐型
・転職支援サービス
・転職保証付きスクール
上記の5つが考えられます。
ハローワーク
これは、王道ですね。僕も就職する上で2回活用しました。webデザインの求人は少ないかもしれませんが、地方であれば有効な方法ですので定期的に探しましょう。
他に、キャリア支援も無料で受けられるので、狙った企業に応募する上でのアドバイスがもらえます。これは意外と自信になるので受けたほうがおすすめです。
副業
現在何かの職についているならば、転職ではなく副業から始める選択。未経験者なのでその業界の事を知るという意味でも、例えばアルバイトを募集しているなら、まずは潜り込むことを目的にするのも良いですよね。
webデザインのアルバイトなので、出社の必要がないかもしれませんし、複数の制作会社と仕事ができるかもしれません。いろいろと見聞を広げ、制作会社と人脈を作る場合はこれもありでしょう。
フリーランス常駐型
フリーランスという働き方があります。就職ではなく、個人事業としての独立の形になるので、ハードルは高めです。
ただし、地域によっては「常駐型のフリーランス」という働き方も可能。基本はフリーランスだけど、特定の企業に出社して従業員の一人として働くというスタイル。例えばレバテッククリエイターなどのサービスがそれです。
派遣に近いでしょうが、基本は個人事業主という働き方ですので、個人の能力が重視されるでしょう。ダメであればすぐに契約解除もありえます。その代わり高い報酬を手に入れる事ができるので、未経験者は厳しいかもしれませんが1人のビジネスパーソンとして自身のある方はチャレンすべきです。
転職支援サービス
思い切って転職なら、主要都市の方が求人は多いはずです。そこを狙って転職活動するわけですが、自分で探して応募するよりも、IT業界に特化した専門のサービスを利用してもよいかも。例えば、IT求人ナビ転職を活用を活用し、キャリアコーディネートされつつ、方な求人から探す方が早いかもしれません。
未経験者にとってはハードルが高いかもしれませんが、企業にとって未経験者は変な色がついていない事がプラスとなったり、情熱ややる気があれば充分に採用する可能性は高いと言えます。
転職保証付きスクール
webデザインの学習にスクールを選んだ場合、中には転職保証をうたっているスクールもあります。費用をかけてスクールに通うならば、就職までしっかり面倒を見てくれる、そして保証付きなので、転職できなければ学費を返金するという学校を選ぶ方が良いかも。安心して学べるし、その本気の環境で学べたほう良さそうです。
いずれにせよ、自分の中にあるwebデザイナーになるという思いを外に向けて表現し、行動を起こしてみることです。
例えば友人に話をしてみたら、実は友人のおじさんがweb制作会社を経営している・・・なんて事もあるかもしれませんよ。
自分以外の誰かとどのように関わるかによって、状況は変わっていくものです。ただし、関わり方はその時自分ができる精一杯の本気で関わる事で未来が近づくかもしれません。
まとめ:webデザインができるとビジネスを形づくれる

webデザイナーになれたのならば、目指すところはwebサイトをつくる事に留まらず、ビジネスを設計し形づくれるようになる事を目標にしても良いかも。
webデザインができる人は多いけれども、それを通じてビジネスモデルを描いたり、具体的に設計できる人は滅多にいません。そういう唯一の人材になることは、結果自分の価値を上げ、様々な企業から必要とされるでしょう。
さらに高みを目指して行きましょう!