タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
その前は10年デザインの仕事をしてきました。
今回は、
webデザインができる仕事に転職したいです。
どのように行動したら良いでしょうか。
という声にお答えします。
webデザインの仕事は、制作会社だけが行っている特別な仕事ではなくなりました。
webサイトの作り方は、専門知識が無くとも公開できてしまったり、またwebサイト自体が増え、どんな企業でも身だしなみとして持つのは当たり前で、さらに事業を発展させるために、ブランディングやマーケティングの要として活用しようと試みている企業が多いでしょう。
そういう背景の中、webデザインの仕事はどこにでも存在すると言えます。社内にそういう人材がいれば、活かしたいと思う経営者は多いのではないでしょうか。
チャンスは多いはずです。
本記事の内容
1 webデザインができる仕事に転職する方法〜自分だけのキャリアを作ろう
2 webデザインを活かした新しいキャリアの描き方
では、みていきましょう!
1 webデザインができる仕事に転職する方法〜自分だけのキャリアを作ろう

「今までの職業+webデザイナーになること」です。
なぜなら、webデザインの仕事をするために、「webデザイナー」として自分を転職先にアピールする人は多いけど、webデザインもできる○○というキャリアをアピールした方が圧倒的に魅力的です。
ですので、転職の方法で悩むよりも、まずは自分のキャリアをどのように描き、どのように転職先にアピールするかを考えたほうが建設的でしょう。
自分なりのキャリアをつくる準備として
まず、せっかくの機会ですので、自分自身と向き合い、あらためて自分を把握することから始めましょう。
・自分が何ができて何ができないか知ること
・いつまでに転職するか、計画を立てること
・転職後のキャリアのイメージを描くこと
上記のような視点で見つめてはいかがでしょうか。すぐ答えが出ることもあれば、曖昧なこともありますよね。
一番重要なのは、期日を定めておいて、それを念頭に行動することです。そうすることで、ふわっとした気持ちが、期日が近づく事に締まりを帯びてきます。期日を延長しようが、ある種の緊張感が生まれる事でしょう。
また、転職後のイメージも重要です。先程お伝えした通り、webデザインの仕事をどういう環境で行うのか。制作会社はもちろん、別な業界でも社内デザイナーとして活躍できる可能性は大いにあります。
足りない部分を学ぶこと
自分と向き合った上で、webデザインに関して未経験であれば、何かしら学ぶ行動を起こさないことには未来は近づいてきません。webデザインの仕事を期待される人材になるには、せめて最低限のスキルを身につけて、地震をつけたいところですよね。
学ぶ方法は、独学かwebデザインスクールあたりが考えられます。僕は独学ですが、僕が学んだ15年前とは違い、書籍もあるし、ネットに情報もたくさんあります。学びやすい環境は整っているかもしれません。
学びを深めたら転職活動をはじめること
就職活動の方向性は以下の4つでしょうか。
・スクール経由で紹介
・現在の業種で探す
・転職エージェント
・常駐型フリーランス
最近のwebデザインスクールは就職支援にも強く、それを保証している(就職できなかったら返金など)学校も出てきています。制作会社で仕事を決めているなら、始めからスクール経由で転職までお世話になったほうが楽です。
また、転職先を制作会社以外で探す場合、社内デザイナー(インハウスデザイナー/常駐型フリーランス)を目指す方法もありますし、現在の業界で転職し、新しい職場でwebデザインもできることをアピールするのもありです。
僕の若い頃はwebデザイナー=制作会社だけでしたが、今は切り口は多いです。そこは人材市場で言えばぽっかり空いているかも。狙っていきましょう。
2 webデザインを活かした新しいキャリアの描き方

僕のおすすめは「今までの職種をどう活かすか」が重要です。
なので、制作会社ではなく同じ業界で転職する事です。その方がハードルは低いはずです。
もちろん、現在の職場でwebデザインを取得することで、状況が変わるならそれもありでしょうが、転職を考えるということは、職場環境にも何か問題があるはずです。
ここは、環境を変えて、webデザインの仕事もさせてもらえる環境を探した方が良いかもしれません。
転職先の業界には珍しいキャリアを目指す
例えば、飲食業界にwebデザイナーはいないし、クリエイティブ業界にビューティーアドバイザーはいません。
このような「ギャップ」にチャンスがあるので、このギャップを活かして転職先に自分を売り込むべきでしょう。
僕の事例をご紹介します
僕は、飲食業界にいますが、ほとんどが店長やマネージャーと言った店舗管理職ばかりです。もちろんwebデザイナーはいないし、積極的に雇うことはないでしょう。しかし、潜在的な需要はあります。
なぜなら、飲食店を紹介したり集客するために、webを活用すべきだと感じているからです。しかし、社内にわかる人間もおらず、機会もないので保留にされているだけかもしれないのです。
僕の場合は変則的ですが、もともとがwebデザインができたので、ちょうど販促担当者が不足していたところに採用され、
・営業企画(販促担当者)+グラフィックデザイナー
・営業企画(販促担当者)+webデザイナー
・営業企画(販促担当者)+法人営業
というように、今までの経験を組み合わせてアピールし、自ら仕事を作っていきました。一般的な販促担当者は、ほぼ制作は外注ですので、それが社内でコストを抑えて素早く展開できるというメリットに代わり、さらに法人営業の経験からイベントに出店させるなど、今までにない価値を提供することができます。
そうやって、少しずつでも、その会社にとって価値ある存在を目指すことで評価され、収入アップにもつながるはずです。
全て組み合わせ次第ですが、もうひとつ例え話で、クリエイティブ業界にビューティーアドバイザーはなかなかいません。
・サロンやエステ業界のwebデザインサービスを充実させられる
・webデザインをきっかけにサロン集客も提案できる
・クリエイティブ会社でサロンを経営できる
というように、転職する制作会社にとって新しいメリットがあるはずです。単純にwebデザイナーではなく、今までの経験とミックスしたキャリアを勝手に描きましょう。
まとめ:全てがチャンス。今までの職業とwebデザインを掛け合わせよう

そう考えると、組み合わせは無限大ですね。
webデザインから考えると制作会社となりますが、現在の職種にwebデザインをかけ合わせることにチャンスがあるはずです。
掛け合わせることで見えてくる、転職先のメリットを書き出して、面接のアピールのひとつとして活用していきましょう。