企業ビジョンとは?目指すべき理想像をどうつくるのか

企業ビジョンとは?目指すべき理想像をどうつくるのか

タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
最近は店舗経営始めました。

今回は

企業のビジョンとは何でしょうか?
どうやって作るものですか?

という声にお答えします。

この記事は「企業ビジョン」について書いています。会社を経営している、あるいはこれから起業する方にとって気になるキーワードですが、果たして企業のビジョンとは何か、そもそも必要なのか、そしてどうやって作るものかをわかりやすく解説します。

企業にとってビジョンは重要な目指すべき未来ではありますが、もっと重要なのは、どうやってその未来を手繰り寄せるか、ですよね。

ここではその点についても少し触れた内容となります。

本記事の内容

1 企業ビジョンとは?
・企業が目指す理想像
・ビジョンはつくらなければならない?
・企業ビジョンに似た言葉たち
2 企業ビジョンはどうやってつくるのか
・経営判断が重要ポイント
・3年後すらあやふやな時代に3年後を決めよう
3 ビジョンと現在をどうつなぎ、未来を手繰り寄せるか
・未来へ向かうためのポイントをキーワード化しよう
・キーワード毎に関わる人をデザインしよう
・向かうべき未来に関わる人をつなぐ企画を進めよう
まとめ

では、みていきましょう!

1 企業ビジョンとは?

企業ビジョンとは?

それは「企業が目指す理想像」です。
そのまんまですね。

↓ビジョンについてはこちらもご参考ください

経営者の描く理想、未来の事ではありますが、主語が経営者ではなく企業であることが一番のポイントです。

例えば親子関係がわかりやすい。親は経営者、子は企業です。親が子供の将来をある意味勝手に期待しますが、子は親とは別人格、その子はその子の将来がありますよね。

企業は生きているわけではありませんが、経営者とは違う法人格を持った別人です。それを忘れ、経営者=企業という視点ではビジョンは描けません。これは、いずれワンマン経営が成り立たなくなる事と似ています。生まれたばかりの企業は親の力がないと生きていけませんが、どこかで独り立ちするはずですから。

ビジョンはつくらなければならない?

つくるべきでしょう。

親子関係を例に出しましたが、企業は人間ではないので誰かが企業の身になって考え決める必要があります。

なぜなら、先程お伝えしたように、いずれ企業は経営者の元を離れ、大きく羽ばたくからです。逆を言えば、大きく羽ばたかないという未来なら考える必要はないという事です。ビジョンをつくるということは、前向きに企業が成長や発展をしていくという前提のお話なのです。

そもそもビジョンは存在する

経営者という生みの親がいるわけなので、経営者が企業を立ち上げる時に抱いた想いがひとつのきっかけでありビジョンでしょう。

そういう意味では、最初の時点でビジョンは存在します。ただし、実際にビジネスとして社会と関わりを持ちながら動き始めると、ズレも生じてくるでしょう。しかし、それは当然のことです。その企業に務める人や取引先お客様等、いろんな捉え方をする人やいろんな関わり合いも増えていくことで、経営者が想ったとおりになる部分とならない部分が生まれるからです。

しかし、親である経営者が、住むべき場所を決めたり、つきあうべき人をある程度コントロールできるように、環境を変えることはできます。

そのためには、企業ビジョンとして考えておかないことには、どういう環境が良いかわからないですよね。

よって、判断基準の元になる企業ビジョンは、つくるべきではないでしょうか。

企業ビジョンに似た言葉たち

以下のような似た言葉を聞くこともありますよね。
どれもが企業ビジョンに関わる言葉ですが、若干切り口が違いますのでご紹介でした。

 ・経営ビジョン
 ・長期ビジョン
 ・組織ビジョン

企業ビジョンは、経営者はじめ、従業員や取引先、お客様にも伝える表現になるので、漠然としたものになるでしょう。

一方で、経営ビジョンはより経営者よりの言葉です。
経営者が描く未来像なので、わがままに、より具体的に描くビジョンです。これをそのまま公開するかは別として、その企業のあり方含め、より深く、より高い未来を少し具体的に描くものでしょう。

また、長期ビジョンは、その描く経営ビジョンに沿って、期間を定めて戦略的に描くビジョンです。こちらは、経営者はじめ従業員や取引先向けに打ち出すものでしょう。中期ビジョンは3〜5年後くらいとすると、長期ビジョンは10年後くらいの将来像になります。
10年後はボヤケているものですので、中期ビジョンの方が現状の業務内容と直結するため重要でしょうが、それでも目指す将来は明るく見えたほうが働く人のモチベーションは違いますよね。

最後に組織ビジョンは、経営ビジョンの中で、どういった会社組織であるべきかという将来像です。どんなビジョンを掲げても、それを実現するための組織がないと仕事が進みません。そして問題は社内の人間関係や組織に必ず現れるものです。これを解決し、あるべき姿を描く必要はあるでしょう。

↓経営ビジョンについての記事もご参考ください

2 企業ビジョンはどうやってつくるのか

企業ビジョンはどうやってつくるのか

あえて手順をあげるならば

①どんな企業でありたいか決める
②どんな人をターゲットに商売するか決める
③どんな商品によりビジネスしているか決める
④このビジネス関係において発展的に未来を想像する
⑤未来像を決めて言葉にする

となります。

経営判断が重要ポイント

誰が決めるかと言えば、もちろん経営者です。何となくでは企業のビジョンは見えてきません。経営者がビジョンを形作る要素を決める、条件を決めていかなければなりません。

決めなければ誰もビジョンを認識することはできません。それぞれが想うビジョンがあり、どれもありえる未来かもしれませんが、決めるのは経営者です。企業の未来像をしっかり決めて表現し、関わる人に示すべきです。

3年後すらあやふやな時代に3年後を決めよう

ビジョンを考える方法はいろいろあるかもしれませんが、先の①〜⑤の手順で考える方法をやる場合、まずは3年後を想像し①〜③を決めていきましょう。

決められない場合は、決めるための情報が足りない状態です。未来は自由ですので、3年後を大胆に想像したり、堅実に想像したりと多くのアイデアを出すべきです。そして100個の3年後を出すことができれば、大事な資産になります。100通りの未来を描けているわけですから、もし失敗してもそれを活かして別案ですすめることもできるはず。

そのアイデアの中から選んだビジネスを素材に、④のようにもっと先の未来、例えば10年後を想像すると良いでしょう。

想像したら形にしないと決めることはできません。なので、言葉にしていくのですが、キーワードでも構いませんので書き出すことをおすすめします。

言葉にして並べてみると、全体を客観視することができます。その時、想像の中ではワクワクした事も、紙に書いた言葉でみればどこかつまらないものに見えがちです。

しかし、どんな有名企業のビジョンを見ても、ありふれた言葉であったり、突拍子もない事ではなかったりします。誰かと比べるものではないので、その企業のあり方、つきつめれば経営者自身のあり方が現れています。

経営者から生まれた言葉を元にしたビジョンですので当然でしょう。

↓オリジナル手帳を使ったおすすめのビジョンの作り方

↓ビジョンの作り方についての記事はこちら

3 企業ビジョンと現在をどうつなぎ、未来を手繰り寄せるか

企業ビジョンと現在をどうつなぎ、未来を手繰り寄せるか

企業ビジョンが決まった後、どうやってそれを実現させるかが最も重要ですよね。ここでは3つのポイントをご紹介します。

・未来へ向かうためのポイントをキーワード化しよう
・キーワード毎に関わる人をデザインしよう
・向かうべき未来に関わる人をつなぐ企画を進めよう

です。説明しますね。

未来へ向かうためのポイントをキーワード化しよう

例えば、企業ビジョンが「自分の住む街に誰もが新しいお店を出して地域が活性化される」とするながらば、「店舗」「街の活性」「住んでいる地域」等、関わりのあるキーワードにして、それを大切にしていきましょう。

どれもが未来を実現するためのポイントになるので、これらのキーワードを意識することで、必要な情報を得たり、判断に迷いづらくなります。

キーワード毎に関わる人をデザインしよう

先程のキーワードを大切にしつつ、例えば「店舗」なら、施工会社や店舗経営者、設計者、店長など、関わる人をピックアップして、繋がりを作っていきましょう。

向かうべき未来に関わる人をつなぐ企画を進めよう

先の続きで、ピックアップした人と意味なく繋がる必要はないので、どのような関係を持つべきか考え、自然に人脈として良い関係をつくれるように、何かプロジェクトを共有すると良いでしょう。例えば「良い店づくり研究会」を立ち上げて、メンバーを募るという手もあります。

まとめ:企業ビジョンで思い切って未来を描こう

企業ビジョンで思い切って未来を描こう

企業ビジョンは、明日でもなく来週でもなく来月でもありません。
だれもわからないある程度遠い未来の事です。

感覚的には10年後くらいが良いでしょう。

そのくらい未来だと、今目の前で起きている事と直接つながっているかどうかも曖昧ですので、思い行って無責任に未来を発想しても良いはずです。

想像を膨らませるとは言いますが、今目の前で起きていることや、やろうとしていることの先にどんな未来が待っているかを大胆に想像した中で、どの未来が自社に相応しいのか。

自社のあり方を見つめながら選んでいきましょう。

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