ビジョンの作り方・考え方〜誰かに聞いても答えは見つからない

ビジョンの作り方・考え方〜誰かに聞いても答えは見つからない

タカハシサトシです!
地方で10年、企画の仕事をしています。
最近は店舗経営始めました。

今回は

ビジョンはどうやったら作れますか。
具体的な手順はありますか?

という声にお答えします。

この記事はビジネスで重要なビジョンの作り方をお伝えしています。僕も若い頃、具体的な作り方の手順があったらぜひ知りたい情報でした。

そして、結論からすれば、ビジョンの作り方を知ればビジョンが作れるようになるわけではありません。それ以前に、ビジョンを描く自分自身のあり方が問われてしまうからです。

あり方というか、考え方というか、生き方というか。

そんな自己啓発的な事も重要ですが、具体的な作り方にもきっちりお答えする記事になります。ぜひビジョンづくりにチャレンジいただければ幸いです。

本記事の内容

1 ビジョンの作り方・考え方
・自分で考える事を忘れている
・否定する事に慣れてしまった
2 ビジョンの作り方の具体的な手順
・基本編〜ビジョンの欠片を集めよう
・応用編〜ビジョンの欠片から選択しよう
まとめ

では、みていきましょう!

1 ビジョンの作り方・考え方〜誰かに聞いても答えは見つからない

ビジョンの作り方・考え方〜誰かに聞いても答えは見つからない

結論、まずは心構えから。

それは、手順通りに進めればビジョンができる、そんなマニュアルは無いからです。そして、答えを探している時点で見つからないし、おそらく見つからずにイライラしたり焦ったり、というように、気持ちも良い状態ではないはず。

これには原因が2つあります。
知ればそんなことかという事かもしれません。

①自分で考える事を忘れている
②否定する事に慣れてしまった

です。説明しますね。

①自分で考える事を忘れている

そのまんまですね。
ビジョンの作り方を探している時点で、大切なことを忘れているかも。

ググったり、タグッたり、情報が簡単に手に取れるようになると、すぐに答えを得たくなります。答えが見つかるまで探したり、見つからないうちは何も行動できなくなります。

なぜなら、見えないと、わからないと不安だから。

別に、これが悪いことではありません。僕も探します。ただ、それは答えを探すためではなくヒントを探すためです。何のヒントかというと、それこそビジョンを作るヒントです。

ビジョンは未来像です。未来なのでそもそも誰もわからないし、見えないものです。なので、それを想像するしかありません。つまりは自分から出てくるものの中にビジョンの答えがあるということです。これを忘れてしまうと、最終的に自分で答えを出すことが苦手になり、答えを探すようになったり、決めてもらわないと何もできなくなるかもしれません。

これに疑問を持ち、未来はわからない、だからやってみないとわからない!という考えで、まずは行動しようとする事もあるでしょう。そして、その行動のほとんどが失敗し、それが経験になると美談で納得する事もあるでしょう。

しかし、こういったエピソードも、結局は先に経験し成功した人のひとつの答えなので鵜呑みにしてはいけません。ここで自分の頭で考える事は、「行動は大切だけど、闇雲に動いても失敗するが経験にはなる」と理解することです。

いずれはどこかで躓くので、あえて躓くことを目的にする必要はないという事です。それよりは、いったいどこに向かうのかを自分で答えを出すことの方がよっぽど重要です。そしてそれに向かって進む中で失敗を糧にするのが自然な順序です。

自分で責任を取りたくない

自分で考えられない理由の1つに責任を取りたくないということがあるかもしれません。特に会社など組織で働くシーンに多く見受けられます。

考えた先に結論があり、それを元に行動するわけですが、組織の中だと上司と部下という関係や経営者と従業員という関係が前提となるので、例えば部下であれば自分勝手に考えて行動できない事を理由に、考えることを放棄したり、決めることもできなくなるケースがあります。

もちろん組織の中で役割があるので、全て自分勝手に行動したり決めたりはできないのは当然ですが、組織の中で決めるということは責任が生じるし環境に影響があるので、責任を取りたくないという意識が生まれ、ますます考えることをしなくなります。それは何か起きた時に、誰かのせいにできるからです。しかし残念ながら、そういった自分自身のあり方ではビジョンを描く事もできないでしょう。ビジョンは自分の中に答えがあるわけなので、だれのせいにもできません。

自分で考えたことを組織の中で実現するには、コミュニケーションを磨く他ないでしょう。そして、それは結局この社会で生きていく上で、どこへ行ってもつきまとう問題であるので、ビジョンを描き作っていきたいのであれば避けられない事でもあります。

②否定する事に慣れてしまった

原因の2つ目。否定する癖です。
何を否定するかというと、他人ではありません。自分の考えです。

ここで勘違いしてはいけないのは、否定することが良くないわけではありません。仮にいろんな考えがあったとして、何か結論を導き出すためには1つに決めなければならず、それ以外は否定しなければならないからです。決断の時には否定も必要ですし、否定する理由も必要です。

僕がいいたいのは、決断する前の話。

単純な思いつきであったり、時には冗談であったり、大げさな妄想であったり・・・。ビジョンを作るために思いついた事を否定しない事が重要です。

思いつきの段階で無理だ、できない、意味ない等と結論づけてしまうということは、ビジョンはあくまで前向きな発想の先にある未来像なので、その先に素敵なビジョンがあったとしても、その道は閉ざされてしまいます。

こういった精神状態の中ではいくらビジョンを考えたとしても、行き詰まるのは当然でしょう。

このような状態の時、自分自身のあり方を見てみると、大抵が自分の事で頭がいっぱいで、周囲に気が配れない状態だと気づきます。なぜなら、ビジョンを考える時には、その未来を共有するターゲットの存在がかかせないからです。自分の事だけを考えてはビジョンは描けません。難しいですね。

2 ビジョンの作り方の具体的な手順

ビジョンの作り方の具体的な手順

当たり前ですが、ビジョンを作るためには「ビジョンを作れる人」にならなければなりません。作り方を探すのではなく、作れる自分になるのです。

という前提において、次に具体的な手順を公開。
自分自身と向き合うことが一番ですが、それを含めた手順になります。

基本編〜ビジョンの欠片を集めよう

①2つテーマでアイデアを出します

・なりたい自分
・ほしいもの

その時、否定しないこと、が重要です。

②なりたい自分を100個書き出します

おすすめは付箋に書くことです。
付箋1枚に1つ書いていきます。
書いては貼り、書いては貼り・・・。
なりたい自分像を付箋で埋め尽くしましょう。

僕は小学生の時は漫画家になりたかったので、例えば「漫画家」と書いたり、「イラストレーター」「ゲームデザイナー」「キャラクターデザイナー」「歴史学者」と思ったこともあります。

このように職業でも良いでしょうし、バック転、ファシリテーション、簿記などの特技や技能でも良いです。また、大きい声で話す、早寝早起き、約束を守るなど、生活や基本的な生き方を書いても良いでしょう。

自分が目指すべき理想像ってあるはずです。僕は理想を考えられないタイプで難しかったですが、きっかけを掴み慣れてくれば湧いてくるようになります。

どのように書き出すかは、もちろん言葉もありだし、検索して見つけた写真や動画でもありです。

③ほしいものを100個書き出します

今度はほしいものです。

ほしいものと聞くと、ほしいものが無いと遠慮する人も多かったりしますが、別に誰かと共有するために書き出すわけではないので、想うがままに出しましょう。

わかりやすく1億円と書いてもよいし、物欲を満たす内容でも良いし、環境や付き合いたい人など、自分自身以外の事から発想します。

ここで書けないとすれば、お金稼ぎや物欲が悪いことだと感じているからかもしれません。今なぜ書き出しているかというとビジョンを描くためです。そのためには、ここで良い悪いと判断する必要がないのです。

先にも伝えたとおり、否定してしまうと何も書けなくなります。一体誰に正解を求めているのでしょう、誰の評価を気にしているのでしょう。この時点では自由な発想が重要ですので、余計なことは考えず、素直な自分と向き合うことが大切で、むしろそれができるようになることの方が価値があります。

なりたい自分とほしいものが書き出せたら次のステップに進みます。

応用編〜ビジョンの欠片から選択しよう

基本編で洗い出したリストを素材にして、ビジョンの形を決めていきます。

①なりたい自分、ほしいものに優先順位をつける

まずは、優先順位をつけるまえにグループ分けをします。

100個も書き出すと、似たような内容だったり同じカテゴリに当てはなる事だってあります。それをわかりやすいようにグループに整理します。

この作業も大切で、自分自身の考えを大雑把に把握する訓練になります。それは、ビジョンを描くためには、目の前の細かな事から離れて、大きな視点が必要になるからです。そうやって物事の本質を大体で捉える事ができるようになれば、ビジョンを作れる人に近づいていくでしょう。

そして、グループに分けた中で優先順位をつけていきます。全てに順位をつける必要はなく、1位〜3位くらいが明確になると良いでしょう。

このように、グループ分けしたり、優先順位を明確にして整理したリストを眺めるだけでも刺激になります。それは自ら出したビジョンの欠片をさらに客観視できるからです。自分はこんなことを考えていたんだと、あらためて気づくことも多いでしょう。

②何のビジョンなのかタイトルを決める

ここから具体的に決めて行きます。①でリルトアップした中で優先順位の高いものらにタイトルを付けます。

どんな未来を明確にするか、タイトルを決めましょう。
もちろん、最後に付けてもかまいません。

③誰のビジョンなのか主語を決める

ビジョンを考える時に、主語は大切です。

そんなの自分に決まっているじゃないか・・・。それならそれで良いです。例えば、いま勤務している会社のビジョンを考える立場だったら?その時は自分じゃないですよね。当たり前といえば当たり前ですが、文章が苦手な場合、物事の筋が通らないようにまとめてしまう事があります。

会社としてお付き合いしたいお客様を考えるはずが、いつのまにか自分がお付き合いしたい人を選んでしまうように、一貫性のないストーリーにならないように気をつけましょう。一貫性がないということは、誰の共感も得られない可能性もあり、ビジョンにはならないかもしれません。

ただし、ビジョンは共有する事ができるので、自分の未来と会社の未来を重ねて考える事ができます。ここがポイントでもあります。

④いつの時点の未来像なのか決める

ビジョンを明確にするために、期間を定めます。何年後に実現するという事でも良いでしょう。

⑤なぜそうなりたいか決める

リストアップしたなりたい自分の中に答えがあるはず。

⑥その未来では誰がまわりにいるか決める

その未来の環境や関わる人など、情景が見えるようにします。

ビジョンの欠片を整理した時点で答えは見えている

実践してみるとわかりますが、応用編①をクリアした時点で、ほぼどこへ向かうべきか見えているのではないでしょうか。

自分を整理して、優先順位が決まっているわけですから。

あとは、その優先順位の高いものをわかりやすいように言葉で明確にする作業が②〜⑥です。補足する情報として、ひとつひとつ決めていきましょう。

まとめ:ビジョンは探しても見つからない、自分を信じよう

ビジョンは探しても見つからない、自分を信じよう

ビジョンはいくら答えを探しても見つかりません。
自身の中に答えはありますが、そうするためには「自信」が重要なポイントになります。自分を信じることができなければ、自分から出た言葉も信じることができず、つまりはビジョンを信じることもできないからです。

自信をつけるためには、これも訓練が必要です。
どんな訓練かというと、自分で決める訓練と、決めたことを実行しやりきる訓練です。四字熟語で有言実行という言葉がありますが、まさにその通り。

有言実行を積み重ねた先に自信が身につきます。

↓自信を身につけるための、オリジナル手帳のすすめ

以上がビジョンの作り方・考え方です。
ぜひ、自信をもって自由な未来を描き、実現させましょう。

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